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WordPress:https(SSL化)解除からWordPressアドレス(URL)の変更方法

 WordPress独自ドメイン設定・解除でとても気を使ってしまう部分が「一般設定」の「WordPress アドレス (URL)」「サイトアドレス (URL)」があります。

WordPress アドレス (URL) WordPressがインストールされている場所(内部的なURL)
サイトアドレス (URL) サイトにアクセスするためのアドレス(外部的なURL)

WordPressインストールフォルダとドメイン割り当てフォルダが完全に一致しているとサイト名は両方とも同じになります。


設定方法をミスるとエラーが表示されてしまいどうしようもなくなり無駄な時間を費やしてしまう。また、一時しのぎ的な方法で設定を行い表示させると後々、メンテナンス時に仕様を確認したりと時間がかかってしまい辛い。

今回、以下のような対処を行うにあたり一度、まとめることにしました。

◎状況

ムームードメインをさくらレンタルサーバーを利用したWordPressに設置しSSL化している。
ドメイン名を変更した上で現在のサイトを残し、新規作成のWordPressに既存ドメインの移動を行う。

そこで、先にSSL化を解除した上でWP内の「WordPress アドレス (URL)」「サイトアドレス (URL)」の変更を行ってみました。
→エラー発生。WP管理画面に入室できず。

▽ 単純に変更順序の違いで回避が出来たかも!?

始めに「WordPress アドレス (URL)」「サイトアドレス (URL)」の変更→サーバー内SSL化解除
この方法でうまくいけば、一番シンプル。どなたか教えてください。


◎さくらレンタルサーバー(スタンダード)のSSL化の解除

サーバコントロールパネルのドメイン設定から、「共有SSL、SNI SSLを利用しない」に設定。
ドメインを利用しない場合は、ドメイン削除できるが、さくらレンタルサービス内でドメイン名で構築したサイトの閲覧ができなくなることに注意。

上記の手順で、SSL化は解除されていますが、エラーが発生しWP管理画面に入室できなくなります。


WordPress アドレス (URL)変更後のエラー対処方法

▼お薦め対処①

WordPress設置のデータベース内siteurlで修正』

データベース内「wp_options」→option_nameが「siteurl」を表示→「option_value」のアドレスを確認し変更後のURLへ変更。
*アドレスは「WordPress アドレス (URL)」が表示されている。

f:id:gara110:20181129011530j:plain
WordPress さくらレンタルサーバー画面

*キャッシュが残って表示されない場合がある。
プラグイン・サーバー・ブラウザのキャッシュを削除して再度確認。

この方法で良い所は、「WordPress アドレス (URL)」や「サイトアドレス (URL)」が固定されず、管理画面から初期状態と同じようにURLを設定できる。

WordPressは「一般設定」の「WordPress アドレス (URL)」設定だけが合っていれば管理画面に入室できます。
*サイトアドレス (URL)の整合性は入室に影響されないようですので後で修正します。

▼お薦め対処②

『wp-config.php の追加編集』

wp-config.php ファイルをサーバーから一度、ダウンロードしてwp-config.php ファイルに以下の2行を手動、追加設定。
追加編集後のファイルを再度サーバーへアップロード。
*以下の2行の "example.com" をサイトの正しいアドレスに置き換え。

define('WP_HOME','http://example.com');
define('WP_SITEURL','http://example.com');

この方法は、「WordPress アドレス (URL)」や「サイトアドレス (URL)」が固定されるため、管理画面から直接、URLを設定できなくなります。
変更する場合は、同じように「wp-config.php の追加編集」を行います。
悪いわけではありませんが、後々のメンテナンスに少々、気を使います。

WordPress Codex 日本語版に詳しい内容や他の方法の記載もありますのでご参考にしてください。
サイト URL の変更 - WordPress Codex 日本語版



WordPressの[さくらのレンタルサーバ 常時SSL化プラグイン]を利用の場合

SSL化したけど、やっぱりやめたくなった
https://help.sakura.ad.jp/hc/ja/articles/115000051662#01help.sakura.ad.jp


また、WordPress にはサポートフォーラムがあります。確認・質問に利用できます。

WordPress サポートフォーラム
https://ja.wordpress.org/support/

Python3のmatplotlibで日本語文字化け対処

◎Ubuntu16.04.5LTS仕様でmatplotlibの日本語文字化け対処をしたい。
 標準設定をいじらずに読み込み優先フォルダにコピーして変更処理を意識。

OS:Ubuntu16.04.5LTS
プログラミング言語:Python3
エディータ:VScode
FavoriteSite:
PythonのMatplotlibグラフで日本語文字化けを解消する方法
matplotlibの日本語文字化けについて

▼操作手順

Ubuntuへ最新のIPAexフォント(日本語表示の際に広く使われているフォント)をインストール

:~$ sudo apt-get install fonts-ipaexfont

次にソースコードを作って設定ファイルの場所を確認。

:~$  find -name matplotlibrc
(表示)
./.cache/matplotlib ---③
./.config/matplotlib ---②
./anaconda3/pkgs/matplotlib-2.2.2-py36h0e671d2_1/lib/python3.6/site-packages/matplotlib
./anaconda3/lib/python3.6/site-packages/matplotlib(/mpl-data/matplotlibrc) ---①

①の設定ファイルを②に示したフォルダにコピー。
コピーした方のファイル(②)を修正することで設定変更する。
*②をパネルで表示する場合は[表示]→[隠しファイルを表示する]
*②フォルダのファイルが①のフォルダファイルより優先的に読み込まれる。

②の設定内容から#font.familyという項目を探す。

/#font.family
(表示)
#font.family      : sans-serif

先にインストールしたIPAexフォントのゴシックフォントを日本語表示の標準フォントとして指定させる。
その行をコピペして、すぐ下に貼り付け、「#」を取る。そしてフォントを以下のように書き換える。

#font.family      : sans-serif
font.family       : IPAexGothic

設定ファイルを保存後、一度Ubuntuでmatplotlibのフォントに関するキャッシュ③を削除してやる必要がある。

~/.cache/matplotlib ---③

このmatplotlibというディレクトリを丸ごと削除する。(削除しても新しくcashは作られる)
*③をパネルで表示する場合は[表示]→[隠しファイルを表示する]

その後、jupyter notebookを再度起動するとmatplotlibの日本語文字化けが改善。

Python3でフォルダ内の複数ファイルをまとめてエンコード確認

◎フォルダ内の複数ファイルをまとめてエンコードの確認をしたい。

文字コード:ShiftJISからUTF-8に変更した際の確認
フォルダ:./u_data/utf8_2017/
ファイル:201704.csv~201712.csv
プログラミング言語:Python3

# フォルダ内の複数ファイルをまとめてエンコード確認する
import chardet
import glob

# フォルダ内のファイルリストを取得する
folder = glob.glob('./u_data/utf8_2017/*')

# 取得したファイルを順にopen関数に設置
for file in folder:
    
# 文字コードの確認
    with open(file,"rb") as f:
            print(file,chardet.detect(f.read()))

○結果

./u_data/utf8_2017/201707.csv {'encoding': 'utf-8', 'confidence': 0.99, 'language': ''}
./u_data/utf8_2017/201712.csv {'encoding': 'utf-8', 'confidence': 0.99, 'language': ''}
./u_data/utf8_2017/201704.csv {'encoding': 'utf-8', 'confidence': 0.99, 'language': ''}
./u_data/utf8_2017/201706.csv {'encoding': 'utf-8', 'confidence': 0.99, 'language': ''}
./u_data/utf8_2017/201705.csv {'encoding': 'utf-8', 'confidence': 0.99, 'language': ''}
./u_data/utf8_2017/201709.csv {'encoding': 'utf-8', 'confidence': 0.99, 'language': ''}
./u_data/utf8_2017/201710.csv {'encoding': 'utf-8', 'confidence': 0.99, 'language': ''}
./u_data/utf8_2017/201711.csv {'encoding': 'utf-8', 'confidence': 0.99, 'language': ''}
./u_data/utf8_2017/201708.csv {'encoding': 'utf-8', 'confidence': 0.99, 'language': ''}